Bernd & Hilla Becher | ベッヒャー夫妻 写真集
給水塔、ガスタンク、溶鉱炉などの工業建造物を彫刻的なオブジェとして表現した写真家、ベルントとヒラ・ベッヒャー夫妻の作品集。ベッヒャー夫妻の代表作である「タイポロジー」に加え、ベルントの初期のドローイング、ヒラの単独写真、二人のノートやスケッチブック、日記からの抜粋を収録。 英語表記。
No Plan At All: How the Danish Printshop of Niels Borch Jensen Redefined Artists
1979年にコペンハーゲンにニールス・ボルク・イェンセンよって設立された版画工房「BORCH Editions」の舞台裏を紹介するビジュアルブック。ゲオルク・バセリッツ、オラファー・エリアソン、タシタ・ディーン、マーティン・キッペンベルガーら、世界的に活躍する現代美術家たちがこぞって依頼する、先進的かつ熟達した技術を持つ版画工房がどのようにして運営されているのかを、インタビューや図版を交えながら紹介している。 英語表記。
Dieter Daemen: No Place Like Home | ディーター・デーメン
ベルギー人フォトグラファー、ディーター・デーメンによる写真集。欧州難民危機の際に制作された本書では、ヨーロッパという要塞の外壁ではなく内側に目を向け、いかにして人と人との間に生じた壁や距離が長きにわたり社会の中枢で停滞し続けているかを表現。驚くほど美的かつ几帳面に手入れされた生垣や茂みを写し取ることで、不可入性や閉鎖性によって特徴づけされた一社会を描いており、我々のコミュニティの中でこうした垣根や木の柵のような構造がどのように個人の土地を区切り必死に部外者の視線や存在をブロックしてきたかを明らかにする。英語表記。
粟津潔作品集 1 イラストレーションとデザイン
戦後日本のグラフィックデザインを牽引したデザイナー、粟津潔の作品集。線画やペインティング、ブックデザイン、劇画など、様々なイラスト作品を多数収録。粟津潔自身による論文「イラスト論考」「死とドラマのデザイン」「肖像と風景」「複製が本物である時代」なども併せて掲載。
佐藤敬之輔記念誌
書体デザイナー・佐藤敬之輔を偲び、浅葉克己ら有志が集って発行された記念誌。勝見勝、浅葉克己など多数の人々が寄せたエッセイのほか、佐藤敬之輔による主要論文を掲載。
Bob Gill, So Far | ボブ・ギル
アメリカのイラストレーター、ボブ・ギルの作品集。ラフなタッチで描かれた皮肉とユーモア溢れる作品に加え、子供向けの絵本にあてたイラストレーションなど幅広く収録。
Tomi Ungerer: It’s All About Freedom | トミ・ウンゲラー
『すてきな三にんぐみ』『月おとこ』などの名作絵本で知られるイラストレーター、トミ・ウンゲラーの作品集。イラストレーションのほか、幼少期のドローイング、コラージュ、オブジェまで、これまで未発表の作品を取り上げ、ウンゲラーがジャンルを超えて試みた、社会や政治に対する風刺的な作品を中心に収録。 英語表記。
堀内誠一 パリからの手紙 普及板
グラフィックデザイナーの堀内誠一がパリをはじめ、世界各地から様々な人々に向けて送った書簡集。手紙の差出し相手は、岸田衿子や澁澤龍彦、早川良雄、谷川俊太郎、長新太など。ヨーロッパの自然や町並み、人々の営みが自筆のイラストや […]
Naoto Fukasawa | 深澤直人
プロダクトデザイナー、深澤直人の英語版としては初となる作品集。自身が監修を務め、INFOBARやカリキュレーターなど100点以上にのぼる作品を豊富な図版で解説。同じくプロダクトデザイナーのジャスパー・モリソンや原研哉、芸術家のアントニー・ゴームリーなどが寄稿している。装丁は原研哉。
線の造形、線の空間 飯塚琅玕齋と田辺竹雲斎でめぐる竹工芸展 | 菊池寛実記念 智美術館
2018年に菊池寛実記念 智美美術館で開催された「線の造形、線の空間 飯塚琅玕齋と田辺竹雲斎でめぐる竹工芸展」の図録。竹工が職人的な技芸を超えて、個人の表現として追求されるようになった大正・昭和期。その時期に活躍した飯塚琅玕齋と初代田辺竹雲斎を中心に、琅玕齋の兄・二代飯塚鳳齋、琅玕齋の息子・飯塚小玕齋、そして二代竹雲斎、三代竹雲斎、四代竹雲斎の作品を紹介。
Nordic Light: Mordern Scandinavian Architecture | Henry Plummer
季節によって極端に変わる日照時間を考慮した設計や、木材を中心にした素材、高度に洗練された建築技術など、日本の建築に大きな影響を与えているスカンジナビアの建築を紹介する写真資料集。プロジェクトを詳細に掲載するとともに、建築の歴史や参考文献、建築家名鑑、観光スポットなども収録。 英語表記。
Isabelle Stanislas: Designing Spaces, Drawing Emotions | イザベル・スタニスラス
パリを拠点に活動する建築家、イザベル・スタニスラスの作品集。建築、建設、インテリアデザイン、オーダーメイド家具など、スタニスラスが手がけた12の作品を通して、そのクリエイティブなアプローチの幅を紹介する。アート、ランドスケープ、建築、素材をさりげなく織り交ぜた空間を多数収録。 英語表記。
12の話のカレンダー クレオパトラの眼 | 真鍋博
推理作家・SF作家、都筑道夫とイラストレーター、真鍋博がタッグを組んで制作された12の話のカレンダー。都筑道夫のショート・ショートに呼応するように描かれる真鍋博のイラストレーションが貴重な一冊。
what? モンタージュワールド | 木村恒久
グラフィックデザイナー、木村恒久の作品集。見るものの予想を超えた物語を生み出すモンタージュ作品をカラーで多数収録するほか、村上龍「クオリティとか市場価値があるものだけが残ればいい」、南伸坊「アインシュタインの夢」などのテキストをあわせて掲載。
Takeo Desk Diary 2014 | 株式会社竹尾
紙の専門商社・株式会社竹尾が半世紀にわたり発行し続けているデザイン・ダイアリー、TAKEO DESK DIARYの2014年版。中国を代表するブックデザイナー呂敬人が監修。中国の書籍文化を造本・装幀の観点から紹介。多種多様で鮮やかな彩りの書籍を写真とともに解説。
Takeo Desk Diary 2016 | 株式会社竹尾
紙の専門商社・株式会社竹尾が半世紀にわたり発行し続けているデザイン・ダイアリー、TAKEO DESK DIARYの2016年版。デザイナーであり彫刻家の五十嵐威暢のコレクションより選定、編集された1920年代からバウハウスを経た近年までのレターヘッドを紹介。
Takeo Desk Diary 2017 | 株式会社竹尾
紙の専門商社・株式会社竹尾が半世紀にわたり発行し続けているデザイン・ダイアリー、TAKEO DESK DIARYの2017年版。「花の色・実の色・紙の色」と題し、月ごとに季節の花の色、枝に実る果実の色に合わせてファインペーパーを綴じ込み、デザイン造本にこだわった一冊。
「流行通信×nostos books」のPOP UP STOREが渋谷パルコに限定オープンします。
8月25〜30日の6日間限定で流行通信とのコラボストア「流行通信×nostos books」のPOP UP STOREが渋谷パルコ1Fに限定オープンします。 渋谷パルコ50周年を記念して1号限りで復刊する「流行通信」の販 […]
Francesco Clemente: Three Worlds | フランチェスコ・クレメンテ 作品集
ナポリの画家、フランチェスコ・クレメンテの作品集。ローマ、マドラス、NYの3スタジオで制作された作品を、制作場所ごとに分け、それぞれの場所から受けた影響の解説と共に収録。 英語表記。
庭端 | 桑田太
写真家、桑田太による写真集。街の通りから死角の路地や庭の端々を撮影した写真をモノクロで収録。看板や植木、トタン張りの家など、被写体がどこか無機質であるのに対し、写真には写らないそこに暮らす人々の日常が垣間見れるような一冊。
Water Rites | Lucinda Devlin ルシンダ・デヴリン写真集
Water Rites/アメリカの女性写真家、ルシンダ・デヴリンの写真集。ドイツのリラクゼーション施設をテーマに、サウナや温泉・マッサージチェアなど、トーンやカラー・コンポジションまでも計算され尽くした作品を多数収録。独特の空気感とテーマに反する緊張感が感じられる一冊。
Dennis Hopper: Photographs from 1961-1967 | デニス・ホッパー写真集
Dennis Hopper: Photographs from 1961-1967/イージーライダーなどで活躍していた60年代に、デニス・ホッパーがアメリカ各地でファインダーに納めた風景、俳優仲間のオフショットなどを収録した写真集。
John Cowan: Through the Light Barrier | Philippe Garner
1999年に英国で開催された写真家、ジョン・コーワンの作品展の図録。1960年代のファッションフォトやポートレートなど、時代の息吹を感じることのできる作品を多数収録。 英語表記。
Lorna Simpson | Phaidon Press
米国のアーティスト、ローナ・シンプソンの作品集。ニューヨーク近代美術館の「プロジェクト」シリーズで個展を開催した最初のアフリカ系アメリカ人女性アーティストでもあるシンプソン。その代表的な写真作品や立体造形、フィルム、ビデオインスタレーション等を収録。 英語表記。
Album | Hans-Peter Feldmann ハンス・ペーター・フェルドマン
ドイツのビジュアルアーティスト、ハンス・ペーター・フェルドマンの作品集。ロックスター、ピンナップガール、通販カタログ、新聞の切り抜き、赤ちゃんの写真など、フェルドマンが長年にわたり収集してきた写真コレクションをまとめたアーカイブブック。 英語表記。
Alma Allen & J.B. Blunk: In Conversation | Brooke Hodge
2018年にカリフォルニア州パームスプリングスで開催された展示の様子と、アルマ・アレンとJ.B.ブランクのそれぞれの生活空間をまとめた一冊。彫刻とデザインの境界線を曖昧にし、自然素材を用いた作品を多数掲載しながら、二人のアーティストの繋がりを探る。英語表記。
Studio Pottery | Oliver Watson
ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館が所蔵する陶芸作品のコレクション集。バーナード・リーチ、ハンス・コパー、ルーシー・リーなどの代表的な作家はもちろん、19世紀末のアーツ・アンド・クラフツ運動から20世紀の作家が手掛けたものまで、700点以上の作品を収録。
Jakob Berg: Furniture | ヤコブ・ベルク
デンマークの家具デザイナー、ヤコブ・ベルクの作品集。1980年代の美術・デザイン展で発表された初期の一点ものから、屋内外の家具、世界各地で手がけた数々のプロジェクトまで、ベルクの代表的な仕事を200枚以上の写真、図面、スケッチとともに紹介。 英語表記。
おもちゃ画譜 全10冊揃 | 川崎巨泉
郷土玩具収集家、川崎巨泉の作品集10冊揃。30年にわたり収集した日本各地の郷土玩具を絵に描き、土地・由来・素材・サイズなどを記録した貴重な資料集。各巻の巻頭には木版彩色刷の挿絵を収録している。
Handicraft: Traditional Skills in the Digital Age | Christoph Thun-hohenstein ほか
2017年にブダペストで開催された展示に際して出版された図録。手工芸の歴史をたどり、デジタル技術を駆使した新たな展開を探る現代の作家8名の作品を紹介。 英語表記。
Sou Fujimoto Architecture Works 1995-2015 藤本壮介建築作品集
建築家、藤本壮介の20年にわたる設計活動をまとめた一冊。氏の代表作、国内外で進行中の最新プロジェクトのほか、コンペ応募案や建築を模索してきたコンセプチュアルなモデル、未発表作まで多数収録。
都市を触発する建築 ホテル イル・パラッツォ | 六耀社
1989年に福岡に開業したホテル イル・パラッツォの写真資料集。基本設計をアルド・ロッシ、レストランやバーを内田繁、倉俣史朗、エットーレ・ソットサス、ガエターノ・ペッシェらが手がけ、日本におけるデザイナーズ・ホテルの先駆けとなったイル・パラッツォを細かに紹介。アートディレクションは田中一光によるもの。 日本語・英語表記。
Graphis Annual: The Essential 1952/1986 | Thierry Hausermann
スイスの出版社Graphisが1952年から1986年までに出版したデザイン年鑑『Graphis Annual』から、特に優れたページを厳選してまとめたもの。時代とともに移り変わるグラフィックデザインを一望でき、リバイバルするトレンドの参考書としても重宝する1冊。 英語表記。
鳥獣虫魚 熊谷守一 クロッキー集 限定100部 | 神無書房
画家、熊谷守一の画集。鳥、虫、魚、獣、花、草木をテーマにしたクロッキー(速写画)を厳選して収録。巻末には氏自身のエッセイに加え、妻である熊谷秀子と白洲正子との対談をあわせて収録。熊谷守一が生涯見つめ続けた、身近にいるいきものや自然がいきいきと描かれている一冊。蟻、蝦蟇、鳥のクロッキーのシルクスクリーン3枚を付属。
EZMD | 大竹伸朗、タイ・テオ・チュアン 作品集
現代美術家の大竹伸朗とシンガポール人の画家タイ・テオ・チュアンが、マルセル・デュシャンをテーマに綴った作品集。大竹伸朗のコラージュ、タイ・テオ・チュアンのコミック調ドローイングをそれぞれ収録した2冊組。
Yasai Book | 彦坂木版工房
彦坂木版工房の2冊目となる作品集。みょうが、なす、かぼちゃ、しそなど、手触りや質感まで再現した30種類の野菜の木版作品を収録。刷りを複数回重ねる工程も垣間見ることができる。
デイヴィッド・ホックニー展 図録
1989年に開催された「デイヴィッド・ホックニー展」の図録。ペインティングに加え、フォト・コラージュ、デッサン、版画など様々な作品をカラーとモノクロで収録。美術評論家の桑原住雄や写真評論家の飯沢耕太郎らによる寄稿文も併せて掲載。
キース・ヘリング大回顧展
キース・ヘリング大回顧展/1993年に三越美術館で開催された、20世紀のアメリカを代表する画家、キース・ヘリングの展示図録。カラフルでポップなペインティングやドローイングを多数収録。エイズに侵されながらも制作を続け、自身の境遇をメッセージとして込めてきた作品の数々は、愛と生きる意欲に満ち溢れている。
Kazimir Malevich: The World as Objectlessness | カジミール・マレーヴィチ
シュプレマティズムを代表するアーティスト、カジミール・マレーヴィチの資料集。2014年にスイスのバーゼル美術館で開催された展示の際に刊行されたもの。「黒の正方形」などの抽象絵画を生み出し、「無対象の世界」に辿り着いたマレーヴィチの道程を、ドローイングや図面とともに解説。 英語表記。
Oksun Kim: Jeju Island
韓国の写真家、キム・オクスンの写真集。韓国の火山島である済州島の木にフォーカスし、形や色を記録し共通点と相違点を比較することで、それぞれの木の個性を浮き彫りにする。
Luc Tuymans: La Pelle | リュック・タイマンス 画集
ベルギー出身のアーティスト、リュック・タイマンスの作品集。「恐怖」「不安」「暴力」を題材にし、独特の淡い色合いで繊細に描かれる絵画は国際的にも評価が高い。本書はヴェネツィアでの大規模展示に合わせて刊行された一冊。1980年代後半のキャリアスタート時から2018年までの作品から80点を掲載。絵画作品だけでなく、展示会場の構成がわかる地図も収録。 英語表記。