気負いなく使える倉敷産帆布。

100年ほど前にアメリカで石炭を運ぶために使われていたツールバッグ（道具入れ）がモチーフの「Coal Bag（コールバッグ）」のスモールサイズ。

レアジェムのバッグに使われているのは倉敷産の帆布。日本の職人の確かな仕事から生まれる布は、ちょっとやそっとじゃ傷んだりしません。目が粗く肉厚な4号帆布は頑丈で、どんな場所にも連れて行けるちょうどいいサイズ。

ツールバッグの最大の特徴である「自立」も、布の特徴を生かしてシンプルに叶えています。

ディテールに隠された秘密。

あえて染めなどの加工をせず織ったままの生機（きばた）を使うのは、風合いを生かすためであり、工程を減らす工夫でもあります。

さりげなく入るネイビーのラインは、レアジェムが特注した縫製用のガイド。作り手の作業効率化を図りながらも、ヴィジュアルとして生かしていることを知れば、グッと来ます。

ハンドルの根元をしっかりと留める2本のステッチも、本来針を移動する際に糸を切る工程を省略してデザインに生かす。さりげないラインに込められた意味を、つい人に話したくなります。

人にもバッグにもやさしい荷重分散設計

ハンドルの縫製ラインはやや外側に設計。重い物を入れても、荷重が分散されて荷物が軽く感じられます。バッグ自体への負担も減らすことができるから、使い込んで長く使っていただくことができます。

A4サイズがすっぽり入るスモールは、普段使いにはもってこい。書類はもちろんのこと、厚みのある本もしっかり入れられる、140mmのマチ付きです。

張りのある生地は使えば使うほど柔らかくなっていきます。

読みかけの本2冊、iPhone、財布、水筒、折り畳み傘、サングラス、ポーチにストール。

コンパクトに見えながらも深いマチがあることにより、荷物がついつい多くなってしまう...という方でも安心です。