20世紀のアメリカを代表する女性画家、ジョージア・オキーフ。夫であるアルフレッド・スティーグリッツが亡くなった後は、ニューヨークからニューメキシコへ映り、荒々しい大地が広がるゴーストランチと、緑豊かなアビキューの2つの家で98歳まで過ごしました。雄大な大地や、動物の骨、キャンバスいっぱいに描かれた花々などは、自然が持つ威厳や生命力に満ちています。

イギリスを拠点に活動した陶芸家。工芸美術学校でろくろの世界に足を踏み入れたルーシー・リーは、脳梗塞により93歳でこの世を去るまで独創的で美しい作品の数々を世に送り出してきました。それまでありそうでなかった独特の造形と鮮やかな色彩・装飾は、その後の陶芸界に多大な影響を及ぼしただけでなく、いまなお世界中の人々を魅了し続けています。

柳宗悦を師と仰ぎ、型絵染を世に広めた人間国宝、芹沢銈介。染色の道を歩み始めたのは34歳と決して早いスタートとは言えませんでしたが、次々と新しい芸術を生み出し続け、晩年まで挑戦の手を止めることはありませんでした。
また優れた工芸品の収集家としても広く知られていた芹沢氏は、人生をかけてその感性と美意識を磨き続けたと言えます。

ほかにも、パブロ・ピカソ、ジョアン・ミロ、岡本太郎など、多大な影響を与え続けている偉大な芸術家たちの関連書籍を集め、彼らの残した言葉や代表作品などを取り上げます。

雑誌「Olive」や「Ku:nel」などを手掛けた岡戸絹枝や、アートディレクターの有山達也が手掛ける雑誌「つるとはな」第5号を入荷しました！
「つるとはな」に登場する人生の先輩たちの言葉には、これまでその人なりに人生を歩んで来たからこそ得てきた学びや、日々をよりおもしろく過ごすコツに溢れています。最新刊であるこの第5号も、どれもくすっと笑えて、身体の奥から力がみなぎるような味わい深いコンテンツばかり。そろそろ第二の人生プランを考え始める世代の方だけでなく、忙しなく過ぎる日々に焦りを感じている若者世代の方にもぜひ読んでほしい雑誌です。

また今回の特集に合わせて、「つるとはな」のバックナンバーも再入荷しました！こちらの紹介ブログもあわせてご覧ください。



著書や作品集から放たれる彼らの生き方とエネルギーに触れ、年齢という数字に惑わされることなく人生を謳歌するコツを学んでみませんか。