The Story of The Face: The Magazine that Changed Culture | Paul Gorman
1980年代から90年代のイギリスを代表するカルチャー誌であり、伝説の雑誌とも称される『The Face』の盛衰を辿る一冊。第1部では、1980年代のニック・ローガンによる創刊から、ネヴィル・ブロディのグラフィックデザイン、ニック・ナイトのファッション・フォトグラフィー、レイ・ペトリの「バッファロー」スタイルのスタイリングなどに焦点を当てる。デヴィッド・ボウイ、アニー・レノックス、プリンス、ジョージ・マイケル、アダム・アントといった象徴的なカバー・スターも登場。第2部では、ジェイソン・ドノバン名誉毀損訴訟を乗り越えたあと、ブリットポップとブリットアートのポストアシッドハウス時代の到来を告げるとともに、ロンドンから地方へと誌面の焦点を移していく様子が描かれている。
英語表記。