イタリアの道 | ささめやゆき
画家であり絵本作家のささめやゆきが3ヶ月間のイタリア滞在中に描いたスケッチをまとめたイラストエッセイ集。軽やかで自由なタッチのスケッチとともに軽快なエッセイが添えられており、絵本作家の顔とはまた別の魅力が垣間見られる作品80点以上を収録。
私の旅 欧州遊学スケッチ集 | 香月直樹
昭和を代表する洋画家のひとり、香月泰男が1956年から1957年にかけて欧州を訪れた際に描いたスケッチ集。フランスやスペイン、スイスなどの街並みや船からの眺めなど、軽やかで色彩豊かに描かれたスケッチ419点を収録。
川瀬巴水展 郷愁の日本風景 | 千葉美術館ほか
2013年から開催された、大正・昭和に活躍した版画家・川瀬巴の巡回展図録。時代に沿って木版、写生帖、制作過程、旅行の足取りなど、豊富な図版とともに解説を収録。
室越健美画集 | 求龍堂グラフィックス
日本の画家、室越健美の作品集。独特な色彩と構図で構成されたコラージュや油彩画の作品とともに、画家の大沼映夫や宮崎進らによるテキストも合わせて収録。
Georges Braque | ジョルジュ・ブラック
ピカソとともにキュビスムの創始者の一人であるフランスの画家、ジョルジュ・ブラックの作品集。1900年の初期の作品から60年代の作品まで、幅広く網羅し収録。 ドイツ語表記。
Noah Davis | ノア・デイヴィス
米国出身のアーティスト、ノア・デイヴィスの作品集。2020年にロサンゼルスで開催された展示を機に刊行されたもの。日常生活の風景に魔法をかけたような、官能的かつ具象的な絵画作品を多数収録。 英語表記。
Unseen Land | Hyongryol BAK
韓国のアーティスト、バク・ヒョンリョルによる作品集。「The Captured Nature」「Figure Project」シリーズを網羅した一冊で、自然の大地の上でのパフォーマンスや彫刻を通して人間と雄大な自然の対比や、人間による自然の破壊をも同時に示している。 韓国語、英語表記。
Continental Drift | Taiyo Onorato&Nico Krebs
スイスの写真家、タイヨ・オノラトとニコ・クレブスの作品集。2013年に2人がモンゴルの首都ウランバートルを目指しユーラシア大陸を旅した際に撮影した作品をまとめたもの。未知の土地で出会った異質なもの、千年の伝統と共産主義以降の歴史や地政学、宗教、押し寄せる資本主義の波など、探求心とそれに伴う混乱が顕著にあらわれた旅行記となっている。 英語表記。
Matisse: Metamorphoses | アンリ・マティス
近代フランスを代表する画家、アンリ・マティスのビジュアル資料集。チューリッヒ美術館で開催された大規模な展覧会に合わせて出版されたもの。彫刻家としてのマティスに光を当て、マティスの彫刻の多様なインスピレーション源を明らかにする資料とともに作品を紹介している。 英語表記。
Charles Tunnicliffe: Prints, A Catalogue Raisonne | Robert Meyrick、Harry Heuser
英国の画家、チャールズ・タニクリフの作品集。イギリスに生息する鳥類やその他の動物を好んで題材とし、様々な手法で作品を手がけたタニクリフ。本書では430点以上の版画作品に焦点を当て、豊富な図版を解説とともに収録。 英語表記。
音楽ライブ「sunday matinee vol.3 / キセル」を開催します
音楽ライブ「sunday matinee vol.3 / キセル」を開催します。 今回は町田宗弘個展「MAINICHI RECORD - まいにちレコード展」のスペシャルバージョンです。 過去5年にわたり、キセルのオフィ […]
Karl Gerstner: Review of Seven Chapters of Constructive Pictures etc | カール・ゲルストナー
スイスのグラフィックデザイナー、カール・ゲルストナーの作品集。ゲルストナーによって開発された色と形のモデル「カラーフォーム」、フラクタル幾何学を応用した作品など、実験的な作品の数々を収録。
Imagica Screen Graffiti by Wada Makoto | 和田誠
和田誠の映画イラスト集。「街の灯」「風と共に去りぬ」「雨月物語」「スターウォーズ」「男はつらいよ」など、75の映画のワンシーンを描いたイラストレーションと和田誠自身によるエッセイを収録。株式会社IMAGICより非売品として発行されたもの。
Alphabet Stories | Hermann Zapf ヘルマン・ツァップ 作品集
オプティマ、パラティーノなど幾多もの優れた書体を生み出したデザイナー、ヘルマン・ツァップの自伝的一冊。自身の受けた教育や興味関心、先進的なコンピュータ・タイプセッティングのデザイン、そしてラテン文字のスクリプト書体「ツァッフィーノ」の製作など、美しいカラー図版と併せてその半生を綴る。
The Story of The Face: The Magazine that Changed Culture | Paul Gorman
1980年代から90年代のイギリスを代表するカルチャー誌であり、伝説の雑誌とも称される『The Face』の盛衰を辿る一冊。第1部では、1980年代のニック・ローガンによる創刊から、ネヴィル・ブロディのグラフィックデザイン、ニック・ナイトのファッション・フォトグラフィー、レイ・ペトリの「バッファロー」スタイルのスタイリングなどに焦点を当てる。デヴィッド・ボウイ、アニー・レノックス、プリンス、ジョージ・マイケル、アダム・アントといった象徴的なカバー・スターも登場。第2部では、ジェイソン・ドノバン名誉毀損訴訟を乗り越えたあと、ブリットポップとブリットアートのポストアシッドハウス時代の到来を告げるとともに、ロンドンから地方へと誌面の焦点を移していく様子が描かれている。 英語表記。
日本のデザイン書道家 | マール社
書家、筆文字クリエイターの作品をまとめた資料集。大河ドラマ、映画のタイトル、酒、暖簾、和菓子などあらゆる場面で用いられる筆文字デザインを収録。荻野丹雪、赤松陽構造ら、作家ごとにカテゴライズし、140名以上の作家を紹介する。
イーハトーヴ波 | ますむらひろし画文集
宮沢賢治作品を題材にした作品を数多く手がける漫画家・ますむらひろしの画文集。「アタゴオル」「ラビット・タウン」「アンダルシア」「イーハトーヴ」など全6章で構成。装丁は羽良多平吉+EDix。
Baseline International Typographics Magazine no.59 | Bradbourne
イギリスのタイポグラフィマガジン「Baseline International Typographics Magazine」第59号。ブルーノ・マーグ、フィリップ・アペロワ、アーノルド・シュワルツマンらを紹介。ポスター、ブックデザイン、イラストレーション、テキストを収録。 英語表記。
進める荒井良二のいろいろ展 | 世田谷文学館
2009年に世田谷文学館で開催された「進める荒井良二のいろいろ展」の図録。絵本作家、荒井良二による絵本原画をはじめ、初期イラストレーション、アトリエの様子、さらに自身が好きな本や、音楽、映画の紹介など、氏の世界観をまるごと体感できる一冊。
植田正治作品集 | 河出書房新社
20世紀の日本写真を代表し、世界からも高い評価を受ける写真家、植田正治の写真集。初期の家族・子供の演出写真のほか、「童暦」「小さい伝記」「音のない記憶」「風景の光景」など、主要な作品群から229点を精選した大判図版と詳細な解説で、植田正治の美学を堪能できる一冊。
Mark Power: Good Morning, America | マーク・パワー
マグナム・フォトに所属する写真家、マーク・パワーの作品集。「Good Morning, America」シリーズ第3作目。10年間にわたり、アメリカ全土を歩き回りながら撮影。電柱と同じ高さの巨大サボテン、腐ったジャックオランタン、広大な大地などオールカラーで収録。 英語表記。
The Art of Richard Diebenkorn | リチャード・ディーベンコーン 画集
戦後のアメリカ絵画の中心的存在として知られる画家、リチャード・ディーベンコーンの作品集。ディーベンコーンの全経歴を網羅し、初期の作品、代表的なオーシャンパークシリーズなどを紹介するとともに、絵画に表れた画家の内面や目的に焦点を当てている。 英語表記。
小村雪岱スタイル 江戸の粋から東京モダンへ | 山口県立美術館
2021年に山口県立美術館で開催された展示図録。大衆文化が花開いた大正から昭和初期にかけて、「画家」と呼ぶには収まりきらない、多岐にわたるジャンルに新風を吹き込み、人々を魅了した小村雪岱の装幀や挿絵、舞台装置画、そして貴重な肉筆画や版画など、江戸の粋を受け止め、東京のモダンを体現した作品を収録。消えゆく古の情趣と、今なおモダンな要素を兼ね備える「雪岱スタイル」と呼ぶべき洗練された美の世界を堪能できる一冊。
Hilma af Klint: Paintings for the Future | ヒルマ・アフ・クリント画集
スウェーデンの芸術家、ヒルマ・アフ・クリントの作品集。生前は公開されることのなかった1000点以上の絵画作品から、厳選したものをカラーで収録。カンディンスキー、モンドリアン、マレーヴィチよりも早く抽象的な絵画を描いていたことでも知られ、抽象芸術の先駆者とも言われる。
Spike Lee: Do the Right Thing | スパイク・リー
1989年にスパイク・リーが制作した映画「ドゥ・ザ・ライト・シング」のスチール写真集。映画のシーンや撮影中のオフショット、脚本などをカラーで収録。
Luna Luna 旧装版 | Andre Heller
1987年にドイツ・ハンブルクで開催された移動遊園地式の現代アート展「Luna Luna」を記録したビジュアルブック。オーストリアのアーティスト、アンドレ・ヘラーによって企画され、様々なアーティストにアトラクションデザインを依頼したことで知られている。ジャン=ミシェル・バスキア、キース・ヘリング、ロイ・リキテンシュタイン、サルバドール・ダリ、デヴィッド・ホックニー、ケニー・シャーフ、ローランド・トパー、ジャン・ティゲリ、ソニア・ドローネらが参加。 ドイツ語表記。
Birds of a Feather: Joseph Cornell’s Homage to Juan Gris | ジョゼフ・コーネル
アッサンブラージュの先駆者、ジョゼフ・コーネルのビジュアル資料集。キュビスムの画家フアン・グリスに魅了されたコーネルが、グリスへのオマージュとして制作した手製のシャドーボックスを中心に、両者の作品に新たな光を当てた洞察に満ちた研究書。 英語表記。
森へ行く日 | 舟越桂
彫刻家、舟越桂の作品集。木彫りのひとや、人と動物が混合したかのような異形の姿をした作品に加え、ドローイングを多数収録。大理石の潤んだ瞳は、人間というものの存在とはなにかという問いかけを鑑賞者に静かに語りかけるかのよう。
Vitreous China | Ron Jude
米国オレゴン州を拠点に活動する写真家、ロン・ジュードの作品集。アメリカ中西部の都市の軽工業地帯を探索した際に撮影した写真をまとめたもの。 英語表記。
ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス | FOIL
2010年に金沢21世紀美術館で開催されたアジア初の大規模な個展「ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス」展の際に刊行された図録。彫刻や写真、映像、インスタレーションいった様々なメディアを用いて、日常の光景や人間社会の本質を皮肉とユーモアで表面化してきた、スイス出身の現代アーティスト、ペーター・フィッシュリとダヴィッド・ヴァイス。1979年に共同制作を開始した当時の作品から新作まで、200点以上のカラー図版を掲載。初邦訳の評論も収録。 英語、日本語表記。
続・道具曼陀羅 | 村松貞次郎、岡本茂男
刀や斧、はさみなど、伝統的な道具をカラーとモノクロで多数収録した資料集。それぞれの機能をもちながら、ものとしての美しさもまとう道具の数々には、受け継がれてきた伝統と職人の誇りが光る。
生命の樹・花宇宙 | 杉浦康平
生命の樹・花宇宙/グラフィックデザイナー・杉浦康平が、アジアの生活の中に花開く「生命の樹」イメージを、染め、織り、飾り、あるいは祭礼具や生活用具の中に見出し、意味や思想を紐解く評論集。「『立樹文様』。ゆらめきうねる『生命の樹』」、「聖獣たちが意味するもの」などを、豊富な図版資料とともに収録。造本は佐藤篤司。
Japanese Interiors | Mihoko Iida
進化し続ける日本の住宅インテリアデザインを幅広く紹介した写真集。都心のマンションから山や海沿いの別荘まで、日本各地の住宅28軒を掲載。隈研吾、nendo、藤井厚二、遠藤新、東孝光ら、日本を代表する建築家の手がけた作品も紹介。 英語表記。
Timeless Landscapes 1 国宝・閑谷学校 | 小川重雄
岡山県備前市にある、現存する日本最古の学校建築「閑谷学校」​についてまとめた写真集。建築写真の第一人者、小川重雄が撮影した国宝・講堂を中心とした建築空間やランドスケープを掲載。新たにデジタル化した図面も合わせて収録。 英語、日本語表記。
茶の箱 | 赤木明登、内田鋼一、長谷川竹次郎、ヨーガン・レール、安藤雅信
塗師・赤木明登、陶工・安藤雅信、内田鋼一、鍛金師・長谷川竹次郎、そしてデザイナーのヨーガン・レールの5名が作る道具を組み合わせた茶の箱を紹介するビジュアルブック。16セットの茶の箱にみる「取り合わせ」の妙、作家たちの手わざを一望できる1冊。「取り合わせ」についての論考やお茶にまつわるテキストも収録。
枯山水 | 伊藤ていじ
建築史家・建築評論家、伊藤ていじによる日本庭園の様式の1つである枯山水についてをまとめた一冊。京都の寺院にある様々な枯山水を紹介。モノクロの写真とテキストによる解説を収録。写真は山本健三によるもの。
アイデア vs ザ・デザイナーズ・リパブリック コンプリート
数多のフォロワーを生み出し、シーンの最先端にいつつもその存在が「歴史」と化しているデザイン集団、ザ・デザイナーズ・リパブリック。数百点に及ぶ厳選された作品群を圧倒的な品質で完全収録した本書はまさにザ・デザイナーズ・リパブリックファン待望の一冊。限定3000部。
The Art of Kinfolk: An Iconic Lens on Life and Style
ポートランド発のライフスタイル誌「KINFOLK」のアートワークに焦点をあてた一冊。創刊から10年間にわたり「KINFOLK」に掲載されたアイコニックな写真300点を収録。食、建築、インテリア、ファッション、人物など、あらゆるジャンルの印象的な写真が収められている。 英語表記。
The Visual History of Type | Paul McNeil
15世紀半ばの活字印刷の登場から今日に至るまでに制作された様々な書体を調査した資料集。320以上の書体を年代順、かつオリジナルの活字見本や初期の印刷の形式で紹介。それぞれの書体の特徴や歴史なども解説した資料性の高い一冊。英語表記。
Factory Records: The Complete Graphic Album ハードカバー版 | Matthew Robertson
ジョイ・ディヴィジョン、ニュー・オーダー、ハッピー・マンデーズなどのアーティストを世に送り出したマンチェスターの独創的なレーベル、ファクトリー・レコード。ピーター・サヴィル、マーク・ファロー、8VO、バーバラ・クルーガーなど革新的なデザイナーたちが手掛けて来た同レーベルのジャケットデザイン、フライヤー、パッケージなどを網羅した作品集。序文は創設者/トニー・ウィルソンによるもの。
永井一正 ポスター展 | 姫路市立美術館
2017年に姫路市立美術館で開催された展示会図録。永井一正の初期から最新作までのポスター作品500点余りを紹介し、国境や世代を超えて人々に勇気とインスピレーションを与えるその創造の源泉に迫る。
Max Bill: No Beginning, No End | マックス・ビル 作品集
バウハウスで学び、徹底した機能主義の作品を数多く生み出したデザイナー、マックス・ビルの展示図録。ドローイング、ペインティングからグラフィックデザイン、プロダクトデザインといった幅広い作品を紹介するとともに、インタビューなどのテキストも収録。