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Le Corbusier | Rene Burri
2026年4月3日
スイスの写真家、ルネ・ブリによる作品集。建築家ル・コルビュジエを1955年から1965年にかけて撮影した写真をまとめたもの。サヴォア邸やロンシャンの教会など代表的な建築の外観と内部、制作中の模型やスケッチ、アトリエでの作業風景を中心に収録。ル・コルビュジエの姿勢や表情、現場に差し込む光と影の変化がとらえられ、建築が生まれる過程の空気が伝わってくる。
Les Allemands | Rene Burri
2026年4月3日
スイス生まれの写真家ルネ・ブリによるドキュメンタリー作品集。ドイツ人の母を持ち、自身もドイツへの個人的な関心を抱えていたブリは、二十代で西ドイツへ赴き、戦後社会のさまざまな断面を撮り歩いた。街角に佇む老人、制服姿の兵士、活気に満ちた若者たち、工場や礼拝の場面など、戦争の傷を抱えた世代と再生を生きる世代が隣り合い、素朴な日常のすぐそばに軍の存在感がにじむ。ベルリンの壁が築かれ、検問所が拡張されていくなかで撮られたこれらの写真は、冷戦下のドイツが抱えた分裂と模索を、人々の表情や街の気配とともに記録している。
李朝の建築 | 伊丹潤
2026年4月3日
建築家、伊丹潤による写真資料集。韓国・李朝時代の建築を写真と図面で記録している。住居、寺院、門楼、楼閣など24件を取り上げ、外観から内部構造、屋根や柱の組み方、細部の意匠まで、モノクロ・カラー図版で収録。伊丹自身が描いた平面図・立面図・断面図もあわせて掲載され、建築形式と空間の成り立ちを具体的に辿ることができる。写真は村井修が担当し、建物に刻まれた時間の痕跡と歴史的な変化を丁寧に捉えている。
拈華微笑 仏教美術の魅力 BUDDHA'S SMILE
2026年4月3日
2000年に大倉集古館で開催された仏教美術展の図録。タイトル「拈華微笑」は禅語に由来し、言葉を介さずに真理が伝わることを意味する。花を拈った釈迦のしぐさに迦葉だけが微笑んだという故事から生まれたこの言葉は、作品との無言の対話を促す展示の姿勢とも重なる。仏像、仏画、工芸品など多様な形式の作品を豊富に収録し、各図版には細部の造形や技法、表情の解説が添えられている。
Easter Island | Michael Kenna
2026年4月3日
写真家、マイケル・ケンナによる作品集。南太平洋に浮かぶイースター島の風景をモノクロームで記録している。最寄りの陸地から3,000キロ以上離れた孤立した環境で、ケンナは2年間にわたり撮影を続けた。海岸線に並ぶモアイ像、広大な大地、変化する空の表情が大判の図版でおさめられ、火山岩の質感や荒涼とした地形が伝わってくる。導入部には島の歴史や文化についての解説が添えられている。
In France | Michael Kenna
2026年4月3日
写真家、マイケル・ケンナの作品集。フランス各地を巡り、パリの街並みやル・ノートル設計の庭園、古い墓地、モン・サン・ミッシェルにかかる雲影などを静かなモノクロームで捉えている。長時間露光によって引き延ばされた時間の中で、抑制された構図と繊細な階調がフランスの風土に宿る詩情を静かに伝え、見る者を内省的な時間へと導いている。
ジャン・プルーヴェ 椅子から建築まで
2026年4月3日
2022年に東京都現代美術館で開催された展覧会の図録。フランスの建築家・デザイナー、ジャン・プルーヴェが手がけた椅子や家具、建築作品を通して、その仕事の広がりを紹介している。写真や図面、スケッチなどの資料とともに、代表作の造形や構造を丁寧にたどる構成。ものづくりの現場から建築へとつながるプルーヴェの考え方を知ることができ、20世紀のモダンデザインを理解する手がかりとなる一冊。
Colors | 水谷吉法
2026年4月3日
写真家・水谷吉法による作品集。Tumblrに日々投稿し、4年にわたって蓄積してきた「Colors」シリーズをまとめたもの。夜間や日没時に人工光を光源として撮影した写真が多くを占め、日常で出会った何気ない事象を鮮やかな色彩とグラフィカルな構図で切り取っている。周囲への違和感や好奇心を起点に被写体を追い続けるスタイルは、現代の日常風景に潜む記号的なありようを浮かびあがらせる。
Tuscany | Joel Meyerowitz
2026年4月3日
写真家、ジョエル・マイヤーウィッツによる作品集。ニュー・カラー派の代表的な写真家として知られるマイヤーウィッツが、イタリア・トスカーナの四季を通じて撮り続けた田園と自然の写真を収録する。広大な風景から村の日常のひとこままで、この地ならではの光と空気が写し出されている。各写真には小説家・劇作家のマギー・バレットによる詩的なテキストが添えられ、トスカーナの町や農村に暮らす人々の温かさ、土地との深い結びつきを言葉で補い、写真と文章があわさってこの地の肖像をつくりあげている。
Printed Matter: Drukwerk, 1st Edition | Karel Martens
2026年4月3日
オランダを代表するグラフィックデザイナー、カレル・マルテンスの作品集。自身が手がけた多岐にわたる仕事の中から、ブックデザイン、切手、カードといった「印刷物」に焦点を当てて編集された内容となっている。構成・印刷・タイポグラフィに対する独自の探究が随所に見られ、マルテンスの思考の軌跡を辿ることができる。製本には粘葉装を採用し、内容だけでなく造本そのものにも特別なこだわりが感じられる一冊。
TD 63–73: Total Design and Its Pioneering Role in Graphic Design
2026年4月3日
1963年にアムステルダムで結成されたデザイン集団Total Designの活動初期10年間を、内部メンバーの視点から記録した貴重なドキュメント。著者は創設当初から参加していたベン・ボスで、理想を共有するオランダのデザイナーたちが、いかにして分野横断的なデザインスタジオを築き上げたのかを語っている。企業や公共機関のアイデンティティ、文化施設や展覧会のデザイン、プロダクトに至るまで、TDのアーカイブから選ばれた多数の図版を収録。
AUGUST | Colllier Schorr
2026年4月3日
写真家コリー・ショアによる作品集。1990年代初頭から南ドイツに通い続け、シュヴェービッシュ・グミュントという小さな町で撮り溜めたポラロイドをもとに構成。記憶、ナショナリズム、戦争、移住、家族といったテーマが、記録と虚構の往復のなかに織り込まれる。その場限りのものとして撮られたポラロイドを20年後の視点から振り返ることで、当時のドイツ人を歴史的イメージと重ね合わせようとした試みの綻びが浮かぶ。制作への自己批評的なまなざし、歴史的権威への疑いと欲望が交錯する。「Forests and Fields」シリーズ第3巻。
Twenty Nine Pictures | Hannah Starkey
2026年4月3日
イギリスの写真家ハンナ・スターキーによる作品集。2011年にウォーリック大学ミード・ギャラリーで開催された展覧会にあわせて刊行され、約10年ぶりとなる美術館での個展を記録したもの。フィルムからデジタルへと制作方法を移行した時期の作品を中心に、現代社会のなかで生きる人々の距離感や孤独、かすかな希望を、演出された日常の場面として描き出す。映画のワンシーンを思わせる静かな構図は、明確な物語を示さず、鑑賞者の想像力に委ねられている。
Breitner: Girl in a Kimono
2026年4月3日
19世紀末のオランダの画家、ジョルジュ・ヘンドリック・ブライトナーが描いた着物の少女の作品群に焦点を当てた作品集。2016年にアムステルダム国立美術館で開催された展覧会に合わせて刊行されたもの。1893年から1896年にかけて、赤・白・青の着物をまとった少女を13点描いたシリーズを収録。さらに、習作やスケッチ、写真なども収められており、ブライトナーがどのように作品を構想し完成させたのかを辿ることができる。
Hopes and Dreams | Christoph Niemann
2026年4月3日
クリストフ・ニーマンによる作品集。ベルリンからロサンゼルスへの旅で描かれたドローイングやスケッチを収録。街の光景や日常の断片を細やかに描き、旅行中に出会った瞬間や人々との交流を記録している。都市の風景や移動のなかで生まれる観察の視点を通して、ニーマンのまなざしがとらえた世界の断片を描き出し、鑑賞者に自身の感覚と記憶を問いかける視覚的記録となっている。
1986 ハードカバー版 | 上田義彦
2026年4月3日
写真家、上田義彦による作品集。1986年にニューヨークで撮影されたモデルのマリー・ソフィー・ウィルソンのポートレートをまとめたもの。平田暁夫のハットを纏った姿や、飾り気のない衣装のままカメラをまっすぐ見つめる表情が交互に現れ、凛とした佇まいが一枚ずつ積み重なる。光の扱いや背景との関係を丁寧にコントロールしながら、被写体の存在を過不足なく引き出している。派手な演出に頼らず、人物そのものの強度に委ねるアプローチが、時間を経てもなお説得力を持ち続ける。
直線を着る 大塚末子作品集成
2026年4月3日
ファッションデザイナー・大塚末子の仕事をまとめた作品集。日本古来の労働着としての着物を現代的な視点で発展させ、多様なデザインを生み出した大塚の活動を紹介している。収録されるのは、山岸南子、山下了是、市村冨美夫による手描きのイラストレーションで構成された図版の数々。衣服の構造や直線的なフォルムを重視する独自の美意識が反映され、同時代のモードと異なる発展を見せている。資料性と造形的魅力をあわせ持つ一冊となっている。
黒田泰蔵 白磁
2026年4月3日
2019年にヴァンジ彫刻庭園美術館で開催された陶芸家・黒田泰蔵の展示図録。円筒や梅瓶、花入、台皿などの作品を豊富な図版で収録し、轆轤によって生まれる端正なフォルムや、焼締め後に磨き上げられた白磁の表情を伝える。伊豆のアトリエ風景や作家によるテキスト「円筒について」のほか、寄稿論考も掲載され、黒田泰蔵の制作と思考をたどることができる。
松永真のデザイン
2026年4月3日
昭和後期を代表するグラフィックデザイナー、松永真の仕事を総覧する作品集。1970年代から1992年までに手がけたポスター、パッケージ、ロゴタイプなどを収録する。大胆な造形と緊張感あるレイアウト、鮮やかな色彩設計。商業と文化の領域を横断しながら展開されたデザインを図版でたどる。序文には亀倉雄策、田中一光が寄稿。
デザイン き | 木下勝弘
2026年4月3日
グラフィックデザイナー、木下勝弘による作品集。1973年から2023年まで約50年間の制作をまとめたもので、ポスター、ブックデザイン、CI、サイン計画、広告など幅広い分野の仕事を収録。各図版には制作の背景や発想が添えられ、作品と思考の文脈が並走して読める。編集とデザインも木下自身が手がけており、素材の選び方やレイアウト、文字とイメージの関係が誌面そのものに込められている。
Unidisplay | Carsten Nicolai
2026年4月3日
ドイツのアーティスト、カールステン・ニコライによる作品集。大規模インスタレーション「unidisplay」の記録と解説をまとめたもの。50メートルを超えるスクリーンに反復するグラフィックや記号が投影され、鏡面で囲まれた空間のなかで映像が無限に反射する。光、映像、音響が複合的に絡み合い、観る者の知覚と認識に直接働きかける仕組み丁寧に紹介。
ボブ・ディラン写真集 時代が変る瞬間
2026年4月3日
写真家バリー・ファインスタインが、ボブ・ディランを長年にわたって追い続けた写真集。歌い、歩き、遊ぶディランの姿をモノクロで捉えた作品を多数収録する。メインとなるのは、音楽で時代を変えた最盛期、1963年から1966年にかけての貴重な記録。バイク事故後に表舞台から遠ざかっていたディランが、ザ・バンドを従えた1974年の伝説のツアーで復活を果たした場面も収め、トップミュージシャンとしての軌跡と一人の人間としての素顔の両面から迫る。
中島英樹作品集 Hideki Nakajima Made in Japan
2026年4月3日
グラフィックデザイナー/アートディレクター、中島英樹の作品集。30年にわたり手がけてきた1万点を超える制作のなかから、自ら選んだ約600点を収録している。ポスター、雑誌、パッケージ、CDジャケットなど、多様な媒体に展開された仕事をフルカラー図版で掲載。未発表作も含まれ、制作の広がりと変遷がたどれる。テキストにはエイドリアン・ショーネシー、エミリー・キング、蜂賀亨による寄稿を収録し、中島の仕事を批評的視点から読み解いている。
Human Desire | Giljung Yoon
2026年4月3日
韓国の写真家、Giljung Yoon(ユン・ギルジュン)による作品集。5年間に渡って韓国全土800箇所以上を訪れ、朝鮮時代の「士大夫」の墓を守る石像と石のトーテンポールに焦点を当て撮影する。穏やかな顔、笑った顔、不満そうな顔、様々な表情をしたトーテンポールが収められている。韓国の伝統、土俗信仰や人文学的な再解釈を探る1冊。日本語、韓国語、英語表記。
獅子と狛犬 神獣が来たはるかな道
2026年4月3日
MIHO MUSEUMで2014年に開催された展覧会の図録。神社の入口に鎮座する狛犬・獅子が、西アジアやエジプト周辺からユーラシア大陸を横断して日本に至った経緯を、142点の作品を通じて探る。春日大社・薬師寺所蔵の国宝・重要文化財、円空・木喰による獅子・狛犬に加え、日本初公開となるロサンゼルス・カウンティ美術館所蔵の木造狛犬も含む。東北から中国地方にわたる日本各地の現存作品を一挙に収録し、ローマやエジプト、インド、中国を経て日本の風景に溶け込むまでの悠久の道のりを辿る。
スキン+ボーンズ 1980年代以降の建築とファッション展
2026年4月3日
国立新美術館で2007年に開催された展覧会の図録。ロサンゼルス現代美術館(MOCA)企画の展覧会を日本向けに拡充したもので、国内外の建築家とファッションデザイナー約40名の作品、計230点を収録している。1980年代以降、コンピュータ技術の革新を背景に両分野の創造的な接近が加速した。仕立ての技術を思わせる複雑な建築フォルムや、構築的・彫刻的な衣服が生まれるなか、「折る」「プリーツをつける」「包む」「織る」など両分野が共有する技法を軸に、構成・素材・テクニックの観点から両者の関係を検証する。
A small, good things | ナカカズヒロ
2026年4月3日
ヘアスタイリスト・ナカカズヒロが、「初心に戻り、衝動のままに何かを作りたい」という思いから手がけた初の作品集。日常の中で“日本人らしさ”を感じた人々に声をかけ、モデルとして撮影を行った。スタイリングを施した演出されたポートレートから、まったく手を加えず被写体の素の姿を捉えたスナップまで、多様なアプローチで構成される。職業の枠を超えた、個人としての創作衝動が結晶化した一冊。
古窯
2026年4月3日
茶道具商、戸田商店による陶磁器の作品集。中世日本の9箇所の古窯で焼かれた壺23点を精密な写真図版で収録。器形や釉薬の変化、縄やヘラによる加工痕が丁寧に写し取られ、焼成のプロセスが造形の上に残した痕跡を読み取ることができる。平安末期から室町時代にかけての陶器を対象に、日本各地の焼き物文化と技術の多様性を伝える。スミソニアン美術館日本美術部門のキュレーター、ソル・ジュンによる寄稿も掲載。
NO BAMBOO, NO LIFE!| 斎藤正光
2026年4月3日
竹工芸研究家・斎藤正光による蒐集展の図録。2025年、日本橋の中長小西で開催された展示に合わせて制作されたもの。大正から昭和にかけて活躍した飯塚琅玕斎、飯塚鳳斎(二代)、横田峰斎らの竹籠や花籠、日用品として作られた編組品を多数収録。各図版には制作年代や技法の解説が添えられ、編みの細部や素材の表情が丁寧に記録されている。
古美術の四季 古器に生ける | 等々力孝志
2026年4月3日
陶磁器研究者、等々力孝志によるエッセイ集。珠洲大壺や信楽の骨壺、黄瀬戸の徳利、鶏龍山の掛花入など、時代も産地も異なる古器に実際に草花を生け、季節ごとにその写真をおさめている。各器の由来や扱い方の工夫を記したテキストを添え、古美術をめぐる人間模様や知見も折り込まれる。
花会記 四季の心とかたち | 川瀬敏郎
2026年4月3日
花人、川瀬敏郎による作品集。四季折々の「花会」と呼ばれる催しの記録を収録。法然院の正月、早春の草花、夏座敷での花、紅葉の会の白菊など、季節ごとに生けられた花の写真を豊富に掲載し、床の間や庭、衣装や参加者の佇まいまで含めた場のしつらえを伝える。写真は大森忠が撮影を担当し、各章には川瀬自身の随想的な文章を添えて、花と人、自然とのかかわりを写し出す。
GAS BOOK GEOFF McFETRIDGE
2026年4月3日
『GASBOOK』シリーズ第3号。グラフィックデザイナー、ジェフ・マクフェトリッジによる作品集。活動の初期からの仕事を収録。手描きの線で描かれた人物や記号的なモチーフ、色面で構成されたポスターやドローイング、Tシャツ、プロダクト、映像に関連するビジュアルなどを掲載している。
Just wait: Times Square New York 1966-1970 | 坂田栄一郎
2026年4月3日
写真家、坂田栄一郎による作品集。1966年から1970年にかけてニューヨークのタイムズスクエアで撮影されたモノクロポートレートを収録。通行人やストリートパフォーマー、日常の風景の断片を中心に、黒白の59点の写真が並ぶ。路上で出会った人物の表情や仕草、街角の光と陰影が画面に刻まれ、当時の都市の空気感を伝える。通行人との偶然の交差や一瞬の仕草を写し取る視線を通じて、坂田栄一郎の時間と記憶を封じ込めている。
Hockney Paints the Stage ペーパーバック版
2026年4月3日
画家、デイヴィッド・ホックニーの舞台美術の仕事を収めた作品集。オペラやバレエ作品のために描かれたセット画や舞台写真などを掲載。舞台空間での色彩や構図、演出意図を伴うデザインの工夫を通じ、ホックニーの絵画とは異なる視覚表現の試みを理解する手がかりとなり、ホックニーの芸術的到達点を明らかにしている。
20世紀の総合芸術家 イサム・ノグチ 彫刻から身体・庭へ
2026年4月3日
2017年に大分県立美術館ほか各地で開催された展示の図録。彫刻家、イサム・ノグチの活動を軸に、身体表現や庭園設計へと広がる制作の軌跡を収録する。石や金属による彫刻作品に加え、人体ドローイング、舞台美術の模型や記録写真、照明「あかり」、庭園や広場の設計図や模型などを掲載。
世界遺産 富岡製糸場
2026年4月3日
アートディレクターの副田高行、写真家の藤井保、コピーライターの照井晶博によるビジュアルブック。ユネスコ世界文化遺産に登録された富岡製糸場の建築と歴史を記録した作品で、主棟や繰糸所の内部構造、機械・道具、周辺の景観などがカラー図版で収められている。明治期に建てられた煉瓦造りの空間を、光と陰影を丁寧に拾いながら撮影しており、素材の質感や時間の堆積が写真ごとに伝わってくる。製糸の工程や建物保存の取り組みを伝えるテキストも交え、施設が持つ産業史上の意義と地域文化の背景を記録している。
Hello Japan ポール・スミス展
2026年4月3日
2016年に京都国立近代美術館ほか各地で開催された展示の図録。イギリスのファッションデザイナー、ポール・スミスの活動を紹介する展覧会「HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH」にあわせて刊行されたもの。初期の小さな店舗の再現空間、デザインスタジオの様子、歴代コレクションのルック写真、ドローイングや試作サンプル、書簡や日用品などを収録。色や柄の組み合わせ、既製服の仕立て、展示空間の演出に至るまで、発想から制作に至る過程が視覚的に追うことができる。
桃山の茶陶
2026年4月3日
1989年に根津美術館で開催された展示の図録。桃山時代の茶の湯で用いられた陶器を主題とし、志野、織部、唐津、信楽、備前など各地の窯で焼かれた茶碗、水指、花入、香合を収録する。白い長石釉に鉄絵がにじむ志野、緑釉と幾何学文様が交錯する織部、歪みや焼成痕が残る信楽や備前の作例など、器形や釉調の違いが図版から読み取れる。発掘による陶片と伝世品を併せて掲載。
人間国宝・伝統工芸 | 杉村恒
2026年4月3日
写真家・杉村恒による写真と小川正隆のテキストで構成された、日本の人間国宝を紹介する資料集。陶芸、染織、漆芸、金工、木竹、人形など、多岐にわたる伝統工芸の各分野から作家を取り上げ、その作品と制作の姿を記録している。各作家の手技と素材の美しさを細部まで写し出し、テキストが人物と仕事の背景を補う。伝統芸術のさまざまな分野を横断して収めた資料として、技と造形の多様なありようを見渡すことができる。
ヨーロッパの出版文化史 | 戸叶勝也
2026年4月3日
戸叶勝也による『ヨーロッパの出版文化史』は、中世の写本文化からヨハネス・グーテンベルクの活版印刷発明に至るまでの流れをたどり、出版文化の発展を多角的に描き出す。全6章で構成され、グーテンベルクの生涯を軸に、印刷技術がヨーロッパ諸国へどのように伝播したかを丁寧に解説している。さらに、宗教改革や信仰と結びついた印刷物の普及、知の共有と拡散に果たした役割についても言及。
豊島の空気 | 泊昭雄
2026年4月3日
写真家、泊昭雄による作品集。香川県の豊島(てしま)を舞台に1年間かけて撮影された風景や日常を収める。海岸沿いの光と影、道端の植物、島民の暮らしや島内の道行きの様子がカラー図版で展開され、季節の変化とともに島の空気感を描き出している。宿「ウミトタ」周辺や港、畑など具体的な撮影地が写され、皆川明によるテキストが島の印象を補う。旅の記録としても機能する撮影地リストも収録。
トランスフィジカル
2026年4月3日
2025年に東京都写真美術館で開催された展示の図録。開館30周年記念展「TOPコレクション トランスフィジカル」にあわせて刊行され、アンセル・アダムスやシンディ・シャーマン、川内倫子の作品など、館のコレクションから選ばれた写真や映像作品約185点を収録。学芸員4名がそれぞれの視点で章を担当し、風景、身体、記録、イメージの変容といった主題を軸に作品を読み解く。
TRANSIT THE LANDSCAPES
2026年4月3日
トラベルカルチャーマガジン『TRANSIT』がこれまでに紹介してきた世界の風景をまとめた写真集。2008年の創刊号から2019年までの全44号の旅の記録から、美しい風景写真を厳選している。アジア、中東、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカに広がる氷河、熱帯雨林、砂漠など、地球が見せる多彩な表情を収録。撮影地MAPや8名のフォトグラファーによるエッセイ、地球の歴史や気候区分に関するデータブックも併載。
Between Wave and Mountain in Basque | 志津野雷
2026年4月3日
写真家、志津野雷による作品集。スペインとフランスにまたがるバスク地方を、キャンピングカーで旅しながら撮影した作品を収録。プロサーファー・写真家・俳優の中村竜と、ミュージシャンでありアスリートのMASAYA FANTASISTAとともに各地を巡り、波打ち際の波、山の斜面、地元の人々の表情や日常の場面が収められている。サーフィンや山岳といった特定の活動を記録するだけでなく、旅のなかで偶然出会った瞬間や土地の空気感も拾われており、バスクという場所の手触りが伝わってくる写真集。
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