彦坂木版工房とは
彦坂木版工房は、彦坂有紀さんと、もりといずみさんによる木版工房。木版の素晴らしさを伝えるため、食品のパッケージや広告、雑貨のイラストなどを数多く手がけるほか、展示会や木版のワークショップといった活動なども精力的に行っています。
お二人の手掛ける作品は、これまであまり触れる機会のなかった木版画という存在が身近に感じられるとともに、伝統的な手法を踏襲しつつも「もっと木版画をよくしよう」というまっすぐな想いが伝わってくるのです。そうして積み重ねられた新しい試みの数々が、彦坂木版工房のオリジナリティとして作品に表れています。
お二人の手掛ける作品は、これまであまり触れる機会のなかった木版画という存在が身近に感じられるとともに、伝統的な手法を踏襲しつつも「もっと木版画をよくしよう」というまっすぐな想いが伝わってくるのです。そうして積み重ねられた新しい試みの数々が、彦坂木版工房のオリジナリティとして作品に表れています。
兵庫六甲の野菜や植物がずらり。5年ぶりとなる作品集『旬』
今回発行される『旬』は、彦坂木版工房にとって5年ぶりとなる作品集。
メインとなるのは彦坂木版工房が2015年4月から2019年3月までの4年間担当した、JA兵庫六甲が発行する広報誌「Wave Rokko」の表紙イラスト。さらに、彦坂木版工房の結成から今に至るまでのストーリーなどがインタビュー形式で収録されています。
果物、花、肉、餅などといった47作品が、この一冊にぎゅっと凝縮。六甲ならではの珍しい野菜も登場するそうですよ。
そしてタイトルの「旬」の文字は、もりといずみさんのお母様で書家の森戸玲子さんによるもの。さりげなくも印象的な、美しい文字。
特別に、完成直前の中身を少しだけお見せしちゃいますね。
わたしのお気に入りはこちらの梨。皮についた独特の斑点模様が本当に見事で...。紙面をそっとなでたら、あのざらっとした表面に触れられるんじゃないかと思うくらい。
いまにも弾けそうなトマトも、艶のあるぷっくり感がたまらない。
ラディッシュの鮮やかな色と、白菜に描かれた葉脈の繊細さに目を奪われる。「野菜の造形って、こんなにも複雑で美しかったっけ」と、まるで初めて見る野菜かのようにしげしげと観察してしまいます。まさに現代版博物誌。
つぼみ、開きかけ、そして美しく開花した、それぞれの姿を描いた鉄砲ユリ。緑から白への美しいグラデーションからは、開いた花弁のやわらかささえ伝わる。
今回の展示では、こちらの『旬』をどこよりも早く販売するほか、「Wave Rokko」で使用された原画の展示、さらに数点限定で木版画作品も販売予定です。さらに彦坂木版工房と辻本珈琲とのコラボ商品「ぱんじかん」や、ノストスブックスがセレクトした食や手仕事にまつわる関連書籍なども店頭にずらりと並びます。
メインとなるのは彦坂木版工房が2015年4月から2019年3月までの4年間担当した、JA兵庫六甲が発行する広報誌「Wave Rokko」の表紙イラスト。さらに、彦坂木版工房の結成から今に至るまでのストーリーなどがインタビュー形式で収録されています。
果物、花、肉、餅などといった47作品が、この一冊にぎゅっと凝縮。六甲ならではの珍しい野菜も登場するそうですよ。
そしてタイトルの「旬」の文字は、もりといずみさんのお母様で書家の森戸玲子さんによるもの。さりげなくも印象的な、美しい文字。
特別に、完成直前の中身を少しだけお見せしちゃいますね。
わたしのお気に入りはこちらの梨。皮についた独特の斑点模様が本当に見事で...。紙面をそっとなでたら、あのざらっとした表面に触れられるんじゃないかと思うくらい。
いまにも弾けそうなトマトも、艶のあるぷっくり感がたまらない。
ラディッシュの鮮やかな色と、白菜に描かれた葉脈の繊細さに目を奪われる。「野菜の造形って、こんなにも複雑で美しかったっけ」と、まるで初めて見る野菜かのようにしげしげと観察してしまいます。まさに現代版博物誌。
つぼみ、開きかけ、そして美しく開花した、それぞれの姿を描いた鉄砲ユリ。緑から白への美しいグラデーションからは、開いた花弁のやわらかささえ伝わる。
今回の展示では、こちらの『旬』をどこよりも早く販売するほか、「Wave Rokko」で使用された原画の展示、さらに数点限定で木版画作品も販売予定です。さらに彦坂木版工房と辻本珈琲とのコラボ商品「ぱんじかん」や、ノストスブックスがセレクトした食や手仕事にまつわる関連書籍なども店頭にずらりと並びます。
彫って、刷って、パンづくり。木版画ワークショップも開催
また6月22日(土)、23日(日)には、彦坂木版工房による木版画のワークショップを開催いたします。実は3月末にひと足早くノストススタッフも体験してきました。そのときのレポートはこちら。
ブログ:「木版でパンを焼こう。彦坂木版工房のワークショップを体験してきました」
今回のワークショップで制作するのはクリームパン。スタッフが体験した「刷る」工程だけでなく、なんと木を「彫る」工程から体験していただけますよ(羨ましい!)。おいしいパンが焼けますように。
※追記
木版画ワークショップは両日満席となりましたので、お申込みを締め切りました。
木版画という芸術を身近に感じていただきながら、木版画の新たな可能性にも触れていただけたら嬉しいです。
ブログ:「木版でパンを焼こう。彦坂木版工房のワークショップを体験してきました」
今回のワークショップで制作するのはクリームパン。スタッフが体験した「刷る」工程だけでなく、なんと木を「彫る」工程から体験していただけますよ(羨ましい!)。おいしいパンが焼けますように。
※追記
木版画ワークショップは両日満席となりましたので、お申込みを締め切りました。
木版画という芸術を身近に感じていただきながら、木版画の新たな可能性にも触れていただけたら嬉しいです。
彦坂木版工房の作品集『旬』出版記念展&木版画ワークショップ
概要:
彦坂木版工房の5年ぶりの作品集『旬』の発売を記念して、ノストスブックスでは展示会とワーク ショップを開催し、どこよりも早く『旬』の販売を行います。期間中はもりといずみさんが在店し、作品についての説明を行います。 また、彦坂木版工房が作品制作をする上で参考にした古書や、今回のイベントにちなんだ木版や料理の書籍などをノストスブックスが選書・販売いたします。
期間:
2019年6月15日(土)- 6月30日(日)
作家プロフィール:
2010年に彦坂有紀(写真左)と、もりといずみ(写真右)が始めた木版工房。木版の素晴らしさを伝えるため、展示会や木版のワークショップを行っている。著書に『パン どうぞ』(講談社)や『おもち』(福音館書店)などがある。また、食品のパッケージや広告、雑貨のイラストなど幅広く活動中。
新刊書籍:
『旬』
3,500円(税別)
もりといずみさん在廊時間:
日程:6月15日(土)、16日(日)、21日(金)、22日(土)、23日(日)、28 日(金)、29日(土)、30日(日)
各日13:00~17:00
関連イベント:
木版画ワークショップ
2019年6月22日(土)、23日(日)
各日10:00〜12:00
参加費:4,000円(税別) 各回6名まで
対象者:中学生以上
持ち物:エプロン
※追記
木版画ワークショップは両日満席となりましたので、お申込みを締め切りました。
会場:
nostos books
東京都世田谷区世田谷4-2-12
12:00~19:00 水曜定休
03-5799-7982
https://nostos.jp