塗香 NEZ α | 東京香堂

塗香 NEZ α

東京香堂

東京香堂が手掛けたロールオンタイプの塗香。インドの最高級品とされる老山白檀やベトナム産沈香などの天然の原料のみを厳選し、現代に合わせて新しく調香されています。香りを身に纏うのではなく、香りによって心を整え、本来の自分に立ち返るためのきっかけとして。

身体に塗るお香で、本来の自分に立ち返る

インドを起源とする塗香(ずこう)をご存知でしょうか。

日本では古来から、身体を清めたり、邪気を払うという意味で仏教儀式に取り入れられてきました。現在でも、お寺や神社にお参りする前や写経の際に使われています。

塗香 NEZ αは、インドの最高級品とされる老山白檀やベトナム産沈香などの天然の原料のみを厳選し、現代に合わせて新しく調香された、優しくほのかに香る塗香です。

一般的な塗香は粉末を袋や瓶から取り出し、手などに塗り込んで使いますが、NEZ αはロールオンタイプが特徴。カバンやポケットに入れて持ち運びやすく、使うときも手首や首に塗りやすい。

液体ではないので洋服にシミがつく心配もなく、かつ粒子がとても細かいので粉っぽさも全く感じさせません。つけたことを忘れてしまうくらい、素肌に馴染む感触と、心にまっすぐ響く香りが心地いい。

香水と異なるのは、自らを飾るためではなく、自分のためだけに付けられるところ。つけた瞬間に鼻から抜ける柔らかな香りは、数分ほど経つと空気に溶け込むように消えていきます。
香りを身に纏うのではなく、香りによって心を整え、本来の自分に立ち返るためのきっかけとして用いるという使い方が新しい。

紐を解くと、するすると巻物のように内側に説明書が現れるパッケージデザインも、シンプルな中に驚きがあります。

NEZ αのNEZはフランス語で「鼻」の意味で、逆から読むと「ZEN(禅)」と読むことができます。揺らぐ心を鎮め、いま、この瞬間に優しく自分をたぐり寄せるような。

そんな時間が、日々の習慣のひとつになったら素敵だと思います。

東京香堂Tokyo-Grasse
1935年創業、株式会社なかほりの新ブランド。2014年7月に、ペレス 千夏子とペレス ジョフレにより創始。豊かな自然に囲まれた小さなアトリエで、四季を感じ、植物の恩恵を受けながら、調香、サンプル制作などを行なっています。香りを見えないアートの一つと捉え、香水を纏うように、空間を「香りの美」で満たすような、芸術性の高い製品作りを目指しています。

01ブランド東京香堂
02素材お香:白檀、沈香、安息香、桂皮 など
容器:ガラス
03重量40g
05生産国日本
07サイズ67×22×22mm

スタッフレビュー

  • なつき 本当にいい香り。香りをきく度、いつもの自分がすっと身体に降りてきて、フラットな心が戻ってくるような感覚になります。あと私はハンドクリームも香りつきのものを使っているので、あまり香りが残りすぎる香水が苦手なんです。だからつけた瞬間、自分だけが香りを感じることができる塗香は、オフィスのデスクにいつも置いておきたい存在。
  • 小見 白檀や沈香の香りに、桂皮(シナモン)や丁子(クローブ)のスパイシーな香りがブレンドされており、つける度に少しずつ香りが変わるのも面白い。粉が少しずつ出るので、一本で長く使えるのも嬉しい!

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