
特集 / ブルーノ・ムナーリの仕事
遊びと創造をつなぐ発想
ブルーノ・ムナーリは、20世紀イタリアを代表する美術家。デザイナー、教育者、絵本作家など、多彩な顔を持ち、ジャンルを自在に行き来しながら活動を広げた。若くして未来派の運動に参加し、その後は雑誌の編集や広告のアートディレクションに携わる一方で、身近な素材を使った遊具や子どものための絵本を数多く生み出したことでも知られる。実験的でユーモアにあふれる作品は、大人から子どもまで楽しめるものばかり。生活と芸術を軽やかにつなぎ、創造することの楽しさを今も伝えている。