この1年、ノストスブックスでは、「本のある空間や生活にぴったりなアイテムをご紹介できたら」との思いから、雑貨の取扱いにも力を入れてきました。今回は、キュートでファニーなOLGA-goosecandle-のキャンドルについて改めて紹介させてください。
OLGA-goosecandle-とは
OLGA-goosecandle-(オルガ・グース・キャンドル)は、平塚理沙さんによるハンドメイドのキャンドルブランド。古い映画に出演した女優からインスピレーションを受けたといいます。
こちらはコンセプトムービー。
平塚さんがキャンドルに感じる魅力は、「黒ミサからお誕生日会まであらゆる儀式に使われ、身近であり不思議なところ」。作品も、実際の魔術で使われる人や動物を模したキャンドルをオマージュしていているのですが、とても愛らしく、どちらかというとお守りのような存在なんです。
デザインごとに、ちょっぴり“自己中”なメッセージが込められています。「たまには自分の思い通りになってよね!」なんて、あなたのわがままを聞いてくれるかもしれません。
OLGAの由来となったのは一人の女優。彼女は「ガチョウの体に女性の頭部を持つクレオパトラ」という奇妙な悪女を好演した。OLGA-goosecandle-のキャンドルは、「ガチョウ女の作る儀式道具」をテーマに、独自で型や色を調合し、すべてハンドメイドで製作されている。持ち主の見えない力を引き出せるよう、愛と呪いを込めて!
こちらはコンセプトムービー。
official CM "demon & goose" from goose_hag on Vimeo.
平塚さんがキャンドルに感じる魅力は、「黒ミサからお誕生日会まであらゆる儀式に使われ、身近であり不思議なところ」。作品も、実際の魔術で使われる人や動物を模したキャンドルをオマージュしていているのですが、とても愛らしく、どちらかというとお守りのような存在なんです。
デザインごとに、ちょっぴり“自己中”なメッセージが込められています。「たまには自分の思い通りになってよね!」なんて、あなたのわがままを聞いてくれるかもしれません。
UNICORN(ユニコーン)
たとえばユニコーン(一角獣)なら“夢のようなことが起きる。”このキャンドルを使って祈ると、夢のようなことが起きるかも?
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ユニコーンのデザインには、くりっとした目に長いまつ毛の女の子と、キリッと涼しい目つきの男の子がいます。凛とした横顔に、ブロンズのたてがみがお似合い。
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カラーバリエーションはピンク、ブルー、ホワイトの3種類。ピンクは女の子のみ、ブルーは男の子のみとなっています。
ユニコーンのデザインには、くりっとした目に長いまつ毛の女の子と、キリッと涼しい目つきの男の子がいます。凛とした横顔に、ブロンズのたてがみがお似合い。
カラーバリエーションはピンク、ブルー、ホワイトの3種類。ピンクは女の子のみ、ブルーは男の子のみとなっています。
PEANUTS(ピーナッツ)
手足がニョキッと伸び、仕草も表情もまるで人間のようなピーナッツたちに込められたメッセージは、“みんななかよし”。気遣いや忖度に疲れたときは、ピーナッツに頼むのも◯。
こちらは絶妙なバランスで立つ、3本足のハリー。すこし奇妙な立ち姿に愛着を覚えます。
大きなピンクのリボンを付けて、色っぽい横座りをするのはルーシー。うちにも居ます。
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ひょうきんな顔と動きをしているのは、お調子者のボビー。なんだか得意げ。
平塚さんがキャンドル作りで心がけていることは、家の空間を邪魔せず、“気付いたらうしろにいた!”みたいな存在感であること。ストーリーと香りをまとったキャンドルたちは、今にも動き出しそう……!
こちらは絶妙なバランスで立つ、3本足のハリー。すこし奇妙な立ち姿に愛着を覚えます。
ひょうきんな顔と動きをしているのは、お調子者のボビー。なんだか得意げ。
2017年のテーマは"9pair Earplugs"
OLGAではシーズンごとにテーマを決めたシリーズが制作されており、2017年は、「9pair Earplugs(9つの耳障りなもの)」が発表されました。ストーリーへの導入として綴られた中嶋祥子さんの短編集「9pair Earplugs」では、随所にキャンドルたちがさりげなく登場します。
耳も胸もざわつく文章からはガヤガヤと声が飛び交う店内が思い浮かび、一気に物語の世界へと引き込まれます。バラのメッセージは“うそが本当に”。嘘がバレる前に嘘じゃなくなったらいいのに、って思うことありますよね。
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最近もっぱらインドカレー作りにハマっているので、私も唐辛子を狙ってます。スパイスからカレーを作る姿って、なんだか魔女が魔法の薬を調合してるのに似てる気がする。色とりどりの粉を何種類も入れて、ぐつぐつ煮込むかんじ。
唐辛子たちのメッセージは、“踊りだしたくなる”です。
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OLGAでは1、2年にごとに新しいテーマでのシリーズを発表しており、次のテーマが発表されたら、今回のシリーズはおしまい。フィーリングが合ったデザインは即ゲットをおすすめします!
へえ、すごいね。薔薇って元は歩いてたんだってよ。五千年前はね。人間の都合で改良改良でいままでなんだって。知ってた?と、その男がいきなりわたしに向かって尋ねる。わたしは黙っている。
どうしたの?あれ?あれ?あっ、すみません揚げにんにく一つ!男が後ろの店員に注文する。
で?どう?知ってた?男はしつこく尋ねてくる。
耳も胸もざわつく文章からはガヤガヤと声が飛び交う店内が思い浮かび、一気に物語の世界へと引き込まれます。バラのメッセージは“うそが本当に”。嘘がバレる前に嘘じゃなくなったらいいのに、って思うことありますよね。
おにいちゃんと2人でよくしていたあそびがあって、それはどちらかが部屋の中に赤いとうがらしと緑のとうがらしを隠して、もう片方がそれを探すというもので、隠した方は、探す方が隠した場所に近づいたらヒントの合図を出すという決まりがあった。隠し場所から遠くなると音やはやむ、またはゆっくりになっていって、近くなると音は早くなる。(中略)そしてあるとき、とうがらしを探し続けるわたしのもとに天使がやってくる。すこし特殊なかたちで。
最近もっぱらインドカレー作りにハマっているので、私も唐辛子を狙ってます。スパイスからカレーを作る姿って、なんだか魔女が魔法の薬を調合してるのに似てる気がする。色とりどりの粉を何種類も入れて、ぐつぐつ煮込むかんじ。
唐辛子たちのメッセージは、“踊りだしたくなる”です。
OLGAでは1、2年にごとに新しいテーマでのシリーズを発表しており、次のテーマが発表されたら、今回のシリーズはおしまい。フィーリングが合ったデザインは即ゲットをおすすめします!
OLGA Goose Candleの2017年シーズンコレクションテーマ「9つの耳障りなもの」にあわせて制作された、中嶋祥子の短編集。
まるで本から飛び出したような物語のあるキャンドルで、楽しい読書ライフを(おまじないはほどほどに)。